歯ぎしりは、音がうるさく周囲を不快にするというだけではなく、お口の健康という面から見ても多くのリスクがあります。

●歯がすり減る
歯ぎしりによって歯に強い力がかかります。
強い力がかかり続けることによって、上下の歯がすり減ってしまいます。
そして歯がすり減ると、知覚過敏をおこしやすくなります。
また、詰め物が外れたり、壊れたり、歯そのものが欠けたり、ひどい場合は割れてしまう場合もあります。
●歯周病が進む
歯ぎしりによる過大な圧力によって、歯のみでなく歯を支える歯肉と歯槽骨にも悪影響を与えてしまいます。
歯肉・歯槽骨が弱まると、歯周病菌が繁殖しやすくなり、歯周病を進行させてしまいます。

そのほかにも、顎関節症になりやすかったり、肩こりや腰痛を引き起こすことがあるといわれています。

成人の歯ぎしりの原因は、主にストレスにあるといわれています。
現実にはストレスをなくすのは簡単ではないと思いますが、マウスピースの使用などに
よって歯や歯肉にかかる過剰な圧力を減らすことは可能です。
歯ぎしりに関してお悩みの方は、一度ご相談ください。
2018-03-01 00:00:00
院長